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カクトゥギ
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キムチを作るのが面倒くさい時は、よくカクトゥギを作って食べます。白菜キムチに比べて、作る時間も30分くらいで済むでしょう。
この作り方は、私が日本にいる時作ったレシピーです。スーパーとかでも売ってはいますが、少々高いし、他人が作ったものはあまり安心しない方なので、自分で作って食べるようになりました。この中の具には、どうしても日本の物では駄目なのがありますが、それは唐辛子の粉と魚の塩漬け(젓갈)です。
大根キムチの材料
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
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※魚の塩漬け(젓갈):いわし、えびなど主に海のものを塩漬けしたものでアミノ酸が豊富に入っていて味に深みを出すものです。
分量:大根(30cmくらい1本)、にんにく(一房)、しょうが(親指二つ分)、細ねぎ(20本くらい)、唐辛子の粉(缶コーヒー半分くらい)、つけもの(大さじ2つ)、砂糖(大さじ2つくらい)、塩(適量)
大根キムチの作り方
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② にんにくは、一房全部剥いて、細かくつぶすか、おろします。

③ 生姜は、親指二つ分をおろします。
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④ ねぎは、細ねぎを3cm大きさで切ります。
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⑤ 唐辛子の粉。
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⑥ 魚の塩漬け。
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⑦ 完成。
2時間ほど塩を撒いて置いた ① の水を全部捨てて、その上に、上記の材料すべてを一緒に混ぜます。混ぜる前に、大根の味を見て、塩の味が薄いようなら、ここで塩大さじ1つ、砂糖も2つ入れます。混ぜた後は蓋を閉めて保管します。常温で保管した場合、夏時は一日で、冬時は3日~5日ほど経つと、食べごろになります。食べごろになる前に、一回ほど混ぜ直した方が、味が満遍なく染みるでしょう。 夏の場合は、一日が経っただけで、泡ができたりしますが、するともうすっぱくなり始めます。食べる時は、冷蔵庫に一時間くらい予め入れて置いてから食べた方が美味しいです。大量に作った場合は、食べる分だけ別の容器に入れて、少しずつ食べた方が長く美味しく食べられます。
キムチを漬ける時の注意
キムチは、具の加減が大事なので、最初に作る時はそれほど期待しない方がいいです。実際韓国の主婦でも、まずいキムチを平気で作る人が沢山います。失敗の例を挙げて見ると、
- 唐辛子の量が少ないと、キムチらしくない。入りすぎると、辛くさっぱりしない。
- 塩の加減が一番大事です。大抵の失敗は塩加減の間違いですが、白菜を漬けて置く時に入る塩の量は、水に溶かしてから味を見て、適当にしょっぱいくらいが良いです。 塩が足りないとまず、一晩中漬けたにも関わらず、白菜がまったく柔らかくならないです。白菜を漬けて置く理由は、白菜の渋い味を取り、甘味を出す為ですが、ここで塩が大活躍するのです。 塩を入れ過ぎると、何日経っても熟成しないで、しょっぱいだけです。こんな味を韓国では、塩田だ!と言います。 こんなキムチ出されたら本当に迷惑しますよ。
- つけものも塩分が多いので少量だけで良いです。しかも魚や小海老など海のものを醗酵させたものなので、入れ過ぎると臭みが強くなって私は好きじゃありません。他の具は、好みによって調節しても構いません。
キムチ作りにご興味の方は、白菜キムチ(高級編)もご覧ください。