広背筋のトレーニング(1):チニング(Chining)
こうはいきん(広背筋)を鍛えるのにはチニング(Chining)がベスト。ただLat Pull Downで力を付けてからじゃないとできない。
- 肩より広く握る。
- 引っ張りながら息を出し、頂点で少し止めてから、広背筋の緊張を維持しながら、息を吸いながらゆっくりおりる。
- 引っ張る時は、腕が四方から見ても垂直になるようにして広背筋に最大の負荷をかけるのがポイント。
- 8回×3セットを目標に鍛えよう。
- 効果部位:広背筋の上部。
普通の懸垂とは違って顎をあてるのではなく、胸を棒に当てる。このためには引っ張る時、上を見ながら背中を反らす気持ちで行わなければならない。
引っ張る時は体が揺れないようにする。このためには腕を垂直に維持しながら引っ張る必要がある。
降りる時、途中までしか降りないと広背筋の上部ばっかり効いてしまう。だから降りる時は腕がまっすぐになるまで伸ばした方が広くて格好いい背中の筋肉ができる。
広背筋のトレーニング(2):Wide Grip Front Lat Pull Down
- チニング(Chining)ができるためにはこれで力を充分に付けてから挑戦できる。
- トレーニングの要領はチニング(Chining)と一緒。但し、重さを自分の体重にして、12回×5セットくらいができる力状態でもチニングはかろうじて3回くらいしかできない。
- チニングに挑戦したかったらこのLat Pull Downを2ヶ月ほどまじめに続けてからした方がいい。
広背筋のトレーニング(3):Seated Cable Row
チニング(Chining)が広背筋を広くさせてくれるトレーニングならこれは背中の筋肉の厚みを増し、背中の筋肉の輪郭をくっきりさせてくれる。
- 座る時、背中を垂直に立てるのが大事。
- 息を出しながらケーブルを引っ張って息を吸いながらゆっくり戻る。
広背筋のトレーニング(4):Behind Neck Lat Pull Down
- 首の下から背中上部にいたる筋肉のめりはりを付けるトレーニング。
- 写真みたいにバーを完全に肩まで下ろさないで耳の所まで下ろした方がもっと効果的。
広背筋のトレーニング(5):One Arm Dumbbell Row
トレーニング2と3の替わりにできる。しかし、効率よく行うのが難しい。
広背筋のトレーニング(6):Reverse Grip Lat Pull Down
トレーニング3の替わりにできる。時々雰囲気を変えてこれをやるのもいいかも。