江陵端午祭旅行
(2006年5月31日~6月2日)
2006年の江陵端午祭を見物するために、5月31日の12時頃ソウルから出発しました。江陵はソウルから東にあるので、ドンソウルタミナル(東ソウルターミナル)から高速バスに乗ります。
ソウルから江陵へのアクセスは、電車よりバスの方が便利です。電車は山脈を避けて行くので遠回りして時間が5時間くらいかかりますが、高速道路は2時間30分くらいで早いです。
- 料金:大人、11700W(写真参照)
- 位置:ソウル市内の地下鉄2号線のガンビョンヨク(江辺駅)から徒歩20秒
- 所要時間:約2時間30分(渋滞が無い場合)
※ バスは30分くらい置きに出ています。江陵到着1時間くらい前にPAで10分間休憩します。
ガンルン(江陵:강릉)バスターミナルに到着して、まず隣にある観光案内所によって情報を聞いた後、タクシーで前もって予約して置いたヒョサンコンド(효산콘도:閉業)へ向かいました。ホテルは団体のお客さんが合宿できるタイプの部屋を安く予約することができました(3人で1泊7万Wくらい)。ホテルの部屋に荷物を降ろしてから、早速ホテルのカウンターに行ってタクシーを呼んでもらいました。このホテルの前は松林があり、その向こうが海です。タクシーで市内から20分くらい離れているのでバスで行くのは無理でした。(※タクシー代は8000Wくらい)
江陵端午祭は、端午の日の1ヶ月くらい前から行われますが、山での祭礼行事なども含まれているからですが、市民が普通に楽しめる行事は端午の日前後の5日間くらいです。本格的な祭りは江陵市内を流れている川を中心に舞台を設置し、またその周辺に市場ができます。着いた初日の祭り現場ではすでに伝統公演の披露が始まっていました。
川辺には3つほどの舞台が設置されていて、舞台ごとに各ジャンルの伝統公演、世界各国の伝統公演も披露されていました。カンルン(江陵)端午祭の良い所は、韓国最大の祭りだけあって全国の伝統演技や世界の各国の芸能が見られるところだと思いました。しかも伝統公演を見るだけならすべて無料なのは本当の意味での祭りだなと思いました。
初日の夜の野外舞台では、まず民謡、ガクソリタリョン(物乞いの芸能)、それから伝統舞踊の太平舞を見ました。6月の涼しい川辺の野外で見る祭りはとても気持ちよかったです。2日目は朝から祭り会場を回りながら、伝統公演を見たり、その合間には川辺に並んだ市場を見物したりしました。カンルン(江陵)と言う地域は、首都圏との間に山脈があり、その山脈によって韓国は東西に分かれています。
カンルンはその東にあるわけで、山脈で分けられた南の方には慶尚南北道まで伸びていて、山脈の東の他の地域からそれぞれの特産物を持ってきて市を成す分けで、ほぼ全国からの市場めぐりの商売人たちが集まります。 舞台の間にある空き地ではカンルン(江陵)市内の小学生たちが農楽を披露していました。服装は至ってシンプルだけど色鮮やかでさらに若さから発される可愛らしさがよかったです。右の写真はこの地域の婦人会の人たちが、昔から女性の間に楽しまれてきた遊びの試合が行われていました。→ 続きを読む