きゅうりキムチ
私が一番好きなのは、このきゅうりキムチです。きゅうり大好きですし、きゅうりのさっぱりした味のおかげで、それほど熟成させなくても、すぐに食べられるのもいいです。
この作り方は、私が日本にいる時作ったレシピーです。スーパーとかでも売ってはいますが、少々高いし、他人が作ったものはあまり安心しない方なので、自分で作って食べるようになりました。この中の具には、どうしても日本の物では駄目なのがありますが、それは唐辛子の粉と魚の塩漬け(젓갈)です。
きゅうりキムチの材料
※魚の塩漬け(젓갈):いわし、えびなど主に海のものを塩漬けしたものでアミノ酸が豊富に入っていて味に深みを出すものです。
分量: きゅうり(5本)、大根(缶コーヒー2つ分)、にんにく(一房)、しょうが(親指二つ分)、細ねぎ(20本くらい)、唐辛子の粉(缶コーヒー半分くらい)、つけもの(大さじ2つ)、砂糖(大さじ2つくらい)、にんじん(1本)塩(適量)
きゅうりキムチの作り方
② にんにくは、一房全部剥いて、細かくつぶすか、おろします。
③ 生姜は、親指二つ分をおろします。
④ ねぎは、細ねぎを3cm大きさで切ります。
⑤ にらはよく洗って、3~5 cmほどの大きさで切ります。
⑥ 唐辛子の粉。
⑦ 魚の塩漬け。
⑧ にんじんは、できるだけ細く千切りします。
②~⑧の具に、塩大さじ1つと、砂糖大さじ1つを撒いて、よく混ぜて30分ほど置くと、具がおさまります。これを手で、一つずつ①の切り込みの中に入れて、プラスチック容器の中に、揃えて積みまず。積み終わったら、手で上から隙間がないように押さえて、蓋を閉め保管します。きゅうりキムチの場合は、他のキムチとは違って、熟成するのが早いし、それほど熟成しなくても食べられます。私の場合は、作ってから、4時間ほど経ったら食べ始めます。その代わり、駄目になるのも早いので、できるだけ少量を作るのが良いです。大量に作った場合は、食べる分だけ別の容器に入れて、少しずつ食べた方が長く美味しく食べられます。
キムチを漬ける時の注意
キムチは、具の加減が大事なので、最初に作る時はそれほど期待しない方がいいです。実際韓国の主婦でも、まずいキムチを平気で作る人が沢山います。失敗の例を挙げて見ると、
- 唐辛子の量が少ないと、キムチらしくない。入りすぎると、辛くさっぱりしない。
- 塩の加減が一番大事です。大抵の失敗は塩加減の間違いですが、白菜を漬けて置く時に入る塩の量は、水に溶かしてから味を見て、適当にしょっぱいくらいが良いです。 塩が足りないとまず、一晩中漬けたにも関わらず、白菜がまったく柔らかくならないです。白菜を漬けて置く理由は、白菜の渋い味を取り、甘味を出す為ですが、ここで塩が大活躍するのです。 塩を入れ過ぎると、何日経っても熟成しないで、しょっぱいだけです。こんな味を韓国では、塩田だ!と言います。 こんなキムチ出されたら本当に迷惑しますよ。
- つけものも塩分が多いので少量だけで良いです。しかも魚や小海老など海のものを醗酵させたものなので、入れ過ぎると臭みが強くなって私は好きじゃありません。他の具は、好みによって調節しても構いません。
キムチ作りにご興味の方は、白菜キムチ(高級編)もご覧ください。