儒達山
儒達山(유달산)
木浦駅を中心に繁華街があり、駅の繁華街から空を見上げると儒達山(ユダルサン:유달산)が見える。木浦市民はこの儒達山を非常に愛しているらしく店の看板はどこを見ても儒達という名前が入っている。儒達山は市民公園化されていて30分くらいで頂上まで登ることができ、途中から見える木浦港のパノラマも綺麗だ。
午砲台:正午をあらわすために大砲を打ち上げたという。
露積峰:露積峰は海抜 60m の岩山で、壬辰倭乱 ( 文禄の役 ) 当時に李舜臣将軍が少数の兵力で日本軍を退けるため、この峰を編んだワラで覆い、遠くから見れば大量の軍用米が野積み ( 韓国語で「露積」 ) になっているように装ったところ、これを見た敵は「あれだけたくさんの兵糧を積んでおいたのだから、兵士はどれだけ多いことだろうか」と驚いて逃げたという。このようなことがあって以来、この峰を露積峰と呼ぶようになったと伝えられている。
不動明王像と弘法大使像
儒達山のほぼ頂上あたりには、1925年頃に日本人によって岩に彫られた不動明王像と弘法大使像が見える。
作成:2012.1