木浦生活陶磁博物館
木浦生活陶磁博物館(목포생활도자박물관)
陶磁の変遷史が分かる時代別生活陶磁器および建築陶磁器、衛生陶器をはじめ、半導体、バイオセラミックス、宇宙航空セラミックスなど、未来の産業陶磁先端製品も展示されている。下は全羅道地域の有名な陶磁器の説明で博物館内には各作品が展示されている。
務安粉青沙器(무안분청사기):務安は鉄分を多く含んだ赤土が豊富で朝鮮時代から粉青沙器の代表的な生産地だった。
※ 粉青沙器(ふんせいさき)は、韓国などで鉄分の多い陶土に肌理細かい白土釉で化粧掛けを施し、全体的に灰青色を帯びた陶磁器のこと。
康津青磁(강진청자):康津地域は土、水、燃料、気候などが陶磁器を作るのに適しており韓国最高の青磁の生産地で韓国の宝物級の青磁や世界あっちこっちにある青磁はここ康津で作られた青磁が多い。
霊巌陶器(영암도기):高温にも耐えられ粘度の高い黄土が豊富な霊巌地域では昔から黄土を利用した陶器を作っていて霊巌地域ではいまでも黄土を利用した陶磁器が作られている。
陶磁博物館内には陶磁器作品や窯の模型なども展示されているが、他に時代別台所の模型があったり、この地域で売られた焼酎の見本なのも展示されている。
笠岩から徒歩10分。
作成:2012.1