水源華城ガイド後記
朝鮮第22代正祖大王は、ドラマ『イサン』の主人公で、父親思悼世子の意を受けて改革の種をまく都市として水源を選び、民が主人になる世を夢見ながら水源華城を立てます。身分制度により滞った朝鮮を悩んている中、その解決策は商業の活性化しかないとの判断で、商業都市への水源を育んでいく背策を実施します。その故、生まれたのが、城壁を囲んでいる八達門市場で(含め9箇所)、水源華城とともに有名観光地として進化しています。
水源華城と水源行宮の工事期間は1794.0102~1796.09.10までの約2年9ヶ月間で、その当時の技術では考えられないほど短期間だった。実学の流行でクレーン、ウィンチが使われ、荷物の運搬や農耕地の拓地で使われた多くの牛により今でも有名な味つきカルビも生まれた
水源華城の特徴は、最初から最後まですべてを記録で残した工事報告書が発行したことと同時に完璧な実名製で工事に参加した民たちの名前や作業内容を記録し、その給料も徹底的に支払い、正祖大王の愛民精神を感じることが出来ます。
華城への行き方
→ソウル駅から水源駅まで移動後、タクシーで10分
① 水源駅まで汽車での移動:およそ30分ほどかかり、運賃は5000ウォン程度(タクシー代は別途)
② 水源駅まで電車での移動:およそ1時間30分ほどかかり、運賃は1450ウォン程度(タクシー代は別途)
華城の楽しみ方
- 水源華城の観光列車がありますが、城壁をのんびり歩きながら楽しんでください。
- 時間が決まっていますが、予約しアーちぇリーの体験もお勧めです。
- 水源華城の観光後、八達門市場へGOGO!!!
レポーター:韓国ガイド 金廷恩(2015.9)