動詞・形容詞の活用(修飾形)
動作動詞の修飾形
動作動詞とは動作を表す動詞のことです。状態を表す状態動詞(形容詞・形容動詞)と区別するためにこんな言葉を使っています。
過去:語幹 + (으)ㄴ
語幹が子音で終わるか母音で終わるか(バッチムの有無)によって変わる。
ㄱ. 語幹が母音で終わる(バッチムが無い)場合: 語幹 + ㄴ
- 보다 : 영화를 본 사람(映画を見た人)
- 자다 : 잠을 잔 아기(寝た赤ちゃん)
- 사다 : 두부를 산 아줌마(豆腐を買ったおばさん)
ㄴ. 語幹が子音で終わる(バッチムが有る)場合: 語幹 + 은
- 앉다 : 의자에 앉은 학생(椅子に座った学生)
- 닮다 : 엄마를 닮은 딸(母に似た娘)
- 참다 : 고통을 참은 환자(苦痛に耐えた患者)
- 먹다 : 밥을 먹은 동료들(ご飯を食べた同僚たち)
- 먹다 : 어제 라면 먹은 사람(昨日ラーメン食べた人)
- 읽다 : 이 책 읽은 사람 (この本読んだ人)
- 걷다 : 빨래를 걷은 다음(洗濯物を取り入れた後)
- 걷다 : 길을 걸은 사람들(道を歩いた人たち) ※걷은 → 걸은(不規則変化)
ㄷ. 語幹が「ㄹ」子音で終わる(ㄹバッチム)場合: 語幹の「ㄹ」を取って「ㄴ」をつける。
※ 以下の動詞は、すべて「ㄹ」バッチムが入っています。厳密に言うと、このような動詞の語幹は「ㄹ」を取り除いて残っている部分を語幹といいます。なぜなら語幹は変わらない部分だからです。とにかく、以下のような「ㄹ」バッチムのある動詞は、これを取って「ㄴ」をつけて作ります。
- 팔다 : 물건을 판 장사꾼(ものを売った商売人)
- 알다 : 나를 안 친구(私を知った友達)
- 놀다 : 밖에서 논 아이들(外で遊んだ子供たち)
- 만들다 : 컴퓨터를 만든 회사(パソコンを作った会社)
- 벌다 : 돈을 번 아버지(金を稼いだ父)
現在 : 語幹 + 는
語幹の母音や子音と関係なく語幹に「는」を付けて作ります。但し語幹に「ㄹ」バッチムが有る場合のみ「ㄹ」を取って「는」を付けます。
- 보다 : 영화를 보는 사람들(映画を見る人々)
- 자다 : 잠을 자는 아기(寝る赤ちゃん)
- 사다 : 두부를 사는 아줌마(豆腐を買うおばさん)
- 앉다 : 의자에 앉는 학생(椅子に座る学生)
- 닮다 : 엄마를 닮는 딸(母に似る娘)
- 읽다 : 책 읽는 아이(本を読んでいる子供)
- 참다 : 고통을 참는 환자(苦痛に耐える患者)
- 먹다 : 밥을 먹는 동료들(ご飯を食べる同僚たち)
- 먹다 : 지금 라면 먹는 사람(今ラーメン食べている人)
- 걷다 : 길을 걷는 사람들(道を歩く人たち)
- 없다 : 돈이 없는 가난뱅이(金がない貧乏人)
- 있다 : 돈이 많이 있는 부자(金がたくさんある金持ち)
※ 以下の動詞は、すべて「ㄹ」バッチムが入っています。厳密に言うと、このような動詞の語幹は「ㄹ」を取り除いて残っている部分を語幹といいます。なぜなら語幹は変わらない部分だからです。とにかく、以下のような「ㄹ」バッチムのある動詞は、これを取って「는」をつけて作ります。
- 팔다 : 물건을 파는 장사꾼(ものを売る商売人)
- 알다 : 나를 아는 친구(私を知る友達)
- 놀다 : 밖에서 노는 아이들(外で遊ぶ子供たち)
- 만들다 : 부품을 만드는 회사(部品を作っている会社)
- 벌다 : 돈을 버는 아버지(金を稼ぐ父)
未来:語幹 + (으)ㄹ
動詞・形容詞の活用のなかで未来形と同じパターンです。
- 보다 : 영화를 볼 사람들(映画を見るだろう人々)
- 자다 : 잠을 잘 아기(寝るだろう赤ちゃん)
- 사다 : 두부를 살 아줌마(豆腐を買うだろうおばさん)
- 가다 : 내일 갈 사람(明日行く人)
- 앉다 : 의자에 앉을 학생(椅子に座るだろう学生)
- 닮다 : 엄마를 닮을 딸(母に似るだろう娘)
- 참다 : 고통을 참을 환자(苦痛に耐えるだろう患者)
- 먹다 : 밥을 먹을 동료들(ご飯を食べるだろう同僚たち)
- 먹다 : 저녁 같이 먹을 사람(夕飯一緒に食べる人)
- 걷다 : 빨래를 걷을 시간(洗濯物を取り入れる時間)
- 걷다 : 길을 걸을 사람들(道を歩くだろう人たち)※ 걷을 → 걸을(不規則変化)
※ 以下の動詞は、すべて「ㄹ」バッチムが入っています。厳密に言うと、このような動詞の語幹は「ㄹ」を取り除いて残っている部分を語幹といいます。なぜなら語幹は変わらない部分だからです。とにかく、以下のような「ㄹ」バッチムのある動詞は、そのまま使います。
- 팔다 : 물건을 팔 장사꾼(ものを売るだろう商売人)
- 알다 : 나를 알 친구(私を知るだろう友達)
- 놀다 : 밖에서 놀 아이들(外で遊ぶだろう子供たち)
- 벌다 : 돈을 벌 아버지(金を稼ぐだろう父)
ここで分かるように、韓国語の動詞または形容詞の時制は、単語の中に過去の場合は「ㄴ」又は「ㅆ」、現在の場合は「는」、未来の場合は「ㄹ」が入っています。これによって会話の中で時制を予測することができるでしょう。
状態動詞(形容詞・形容動詞)の修飾形
状態動詞の語幹が母音や「ㄹ」で終わる時 : 語幹 + ㄴ
- 생기다 : 잘생긴 남자와 못생긴 여자(ハンサムな男とぶすな女)
- 크다 : 키가 큰 남자(背の高い男)
- 시원하다 : 시원한 바람(涼しい風)
状態動詞の語幹が子音で終わる時 : 語幹 + 은
- 맑다 : 맑은 공기(綺麗な空気)
- 작다 : 키가 작은 여자(背の低い女)
- 많다 : 많은 사람들(大勢の人々)
- 덥다 / 춥다 : 더운 여름과 추운 겨울(暑い夏と寒い冬)。
※「있다」「없다」が付いた状態動詞の場合は「는」になる。
재미 있는 사람(面白い人)。맛없는 음식(美味しくない料理)。멋있는 남자(かっこいい男)。
同格の名詞を修飾する場合は「名詞 + 인」
- 배우인 아버지를 따라서 외국에 갔습니다(俳優の父に付いて外国へ行きました)
- 가수인 어머니에게 노래를 배웠습니다(歌手の母に歌を習いました)
- 고향인 서울에서 만났습니다(故郷のソウルで会いました)
過去の状態・習慣・経験などを思い出して話す時は「語幹 + 던」
- 다니다 : 늘 다니던 길(いつも通っていた道)。
- 듣다 : 자주 듣던 노래(よく聞いてた歌)。
- 살다 : 어릴 때 살던 집(幼い頃住んでた家)。
更新:2015.8.16(更新:2017.4.11)