韓国語の主格助詞
은 / 는 (名詞+は)
- 名詞が子音で終わる場合(バッチム有)には 「 은 」を使い、名詞が母音で終わる場合(バッチム無)には 「 는 」を使う。
- 「은 / 는」は主題や話題を表すが、文章の主語の位置によく来るために主格助詞「이 / 가」と似ていて両方を区別するのは安易ではない。
子音で終わる場合(~은)
- 그 사람은 일본사람입니다.
彼は日本人です。 - 동생은 대학생입니다.
年下の兄弟は大学生です。 - 서울은 한국의 수도입니다.
ソウルは韓国の首都です。 - 일본사람은 친절합니다.
日本人は親切です。
母音で終わる場合(~는)
- 나는 일본사람입니다.
私は日本人です。 - 오빠는 회사원입니다.
兄は会社員です。 - 도쿄는 일본의 수도입니다.
東京は日本の首都です。 - 한국남자는 상냥합니다.
韓国の男は優しいです。
이 / 가(名詞+が)
- 名詞が子音で終わる場合(バッチム有)には 「 이 」を使い、名詞が母音で終わる場合(バッチム無)には 「 가 」を使う。
- 「이 / 가」は主に初めて登場する対象(新情報)を表す時に使い、すでに登場された対象(旧情報)を主語として示す時は主に「은 / 는」が使われる。
- 「이 / 가」は「他ではなくズバリその何か」と言った意味が有り、主語部に焦点が置かれる主語に使われ、「은 / 는」は叙述部に焦点が置かれる文章の主語の位置に使われる。
- 紹介する文章の主語には「은 / 는」が使われる。
子音で終わる場合(~이)
- 시간이 없습니다.
時間がありません。 - 환전이 필요합니다.
両替が必要です。 - 그 사람은 행동이 빠릅니다.
彼は行動が速いです。
母音で終わる場合(~가)
- 여유가 있습니까?
余裕がありますか? - 친구가 필요합니까?
友達が必要ですか? - 이 기차는 속도가 빠릅니까?
この電車は速度が速いですか?
은/는 と 이/가 の違い
- 話の最初に出て来る時は「이/가」を使い、前述したことを再び言う時は「은/는」を使う。
例)옛날에 타로라는 사람이 있었습니다. 타로는 친절하고 상냥한 사람이었습니다.
昔太郎と言う人がいました。太郎は親切で優しい人でした。 - 「誰が?」で質問した時の答えは「이/가」で答える。例)누가 왔어요? 엄마가 왔어요.
誰が来ましたか?母が来ました。 - 「何がどうだ」という時は一般的に「이/가」を使う。
분위기가 참 좋네요. 雰囲気が本当にいいですね。
しかし次のように主語が二つある時は前の主語には「은/는」が使われる。
이 가게는 분위기가 정말 좋네요. この店は雰囲気が本当にいいですね。 - 紹介をする時その対象になるものは必ず「은/는」を使う。
만나서 반갑습니다. 저는 다나카라고 합니다. 初めまして私は田中です。 - 人の心理を表現する時は、一般的に最初の主語は「은/는」を使い、二番目の主語は「이/가」を使う。
저는 밥이 좋아요. 私はご飯が好きです。 - 「은/는」には限定するニュアンスがある。
얼굴은 예쁘네요. 顔は綺麗ですね(しかし他は不満)
作成:2012.1.28(更新:2017.2.15)