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朝鮮の王

朝鮮時代は王位や身分の世襲制が守られ、王位は長男が次ぐ長者相続制が基本でした。

王子の誕生が社会に及ぼす影響

妊娠と胎教

長者相続制が社会の常識だった朝鮮時代は父母と家門の命は長男によって受け継がれると思っていたので立派な嫡長子をもつために努力していました。

男の子(王子)をもつための最初の努力は吉日を選んで王と王妃が子供を作ること(合宮:合房)です。吉日を決めてくれる人は経験豊かな尚宮(宮女)や観象監の官吏(現代の天文学者もしくは哲学者)でした。

胎教の要は心と行動を慎む、悪い思い・言動・欲などを慎むことです。具体的な例としては、悲しい鳴き声、市場の煩い音、悪い病気に悩んでいる人、猿、ピエロなどは見てはいけない。形の良くない食べ物、冷たい食べ物、鱗のない魚、旬ではない果物、匂いや色の悪い食べ物は食べてはいけない。四つん這いになってもいけなく、御産の月には髪や足を洗ってはいけなかったです。

御産の予定日4,5か月前に産室庁が設けられ王妃の出産まで非常勤務体制に入ります。

作成:2018.10.29(作成中)